…おしゃべり

人々を乖離させる幻想

世間一般という、ありそうで本当は実在しない水準から見れば、私の今の暮らしの状態は芳しくはないだろう。 「普通」「みんな」「多数」「一般的」、これらの言葉はなにもまやかしでは無いけれど、人は例外なく全員が異なる個体である事を差っ引いて、拾える…

24.0cmの足裏から

これはまた久しぶりになった。 前回の記事から2年近く経っている。 大きな一歩もなければ大きく失うものもなく、何よりありがたい事に生きている。 我が家の黒いねこは2017年10月19日、前回の記事の10日後、推定16歳で亡くなった。自宅で最期を看取った。 ね…

今更のモラトリアム

2016年の12月は、「再度入院をせずに、ぼろぼろな生活ながらも、えっちらおっちらと日々を過ごして迎える事のできた初めての1年目」だった。 もちろん、具合が悪くなった時に然るべき場所へ入院するのは正しい治療法である。 ただ、1回、2回、3回…4回…と回を…