うつと希死念慮

希死念慮」という言葉は、縁の無い人にはおそらく聞き覚えの無い言葉だろうし、
知る人には、ひどく苛まされる「あの感覚」の事だと通じると思う。

希死念慮も、人に寄って異なる感覚ではあると思うので、私が感じている「この感覚」は、希死念慮を持つ人全てが全く同じように感じるというわけでは無い。(と思う。)
ただ、個体差はあれど、共通項目も多いという事は、その希死念慮という感覚は、
「決して特殊な個人の思い込み(自身の性格や気質のせい)なのではなく、ある種の病気から来る症状なのだ」
という事も、言っておきたい。
(私自身が今現在強く苛まれている感覚なので、「これは病気の症状である」と自らへ強く言い聞かせたいという思いもある。)

私の個人的な体験、感覚を綴る事が、私自身の助けになればと思い、筆を取った次第である。
もし希死念慮に「苛まれ」、私と同じように生と死の狭間を一人でさまよって苦しんでいる人の何らかの参考になれば幸いだが、
何分、私の個人的な体験・感じ方の記録という体で書くので、散文になる可能性はとても高い。

願わくば私も含め、希死念慮に苦しみ喘ぐ人の助けになればと思う。